private think tank

社会、人生を取り巻く課題を俯瞰し、自身の人生、自身の取り組みの位置づけを踏まえて、思考、判断、行動していけるとよい。世の中の課題は何かを体系的に理解したい。そのためにブログを活用できないか?

世の中には、その視座・視野・視点はもちろん異なるが、各種の俯瞰記事や書籍がある。例えば、

優秀な頭脳を集結して書かれているものであるから、それらを集め、読むだけでも、かなりの程度、正確に、かつ、俯瞰して課題を捉えられるだろうが、ものの見方を研鑽するためにも自身で検討してみるのも一興だろう。

ざっと考えてみると、次のような観点に関心がある

  • 世界
  • 日本
  • 社会・コミュニティ
    • コミュニティの形成、分断と孤立
    • "仲間"の作り方
  • 個人
    • 健康
    • お金(投資・資産運用、収入、節約、使い方)
    • 社会的つながり(家族・パートナー、友人、コミュニティ)
      • 結婚・パートナーシップ
      • 介護
    •  仕事・キャリア
      • 独立
      • スキル
      • ネットワーク
      • 業界・事業領域
    • 住まい
      • 居住地域
      • 不動産購入・賃貸
      • 住みやすい部屋作り
    • 食事・料理
      • 健康的で美味しく安価な食事・料理
      • グルメ
    • 装い
    • 趣味
      • 旅行
      • 読書
      • 筋トレ
    • 学習

上記は随時更新していきたい

加藤仁『定年後の居場所を創る 背広を脱いだ61人の実践ファイル』

人生をジュニア、ミドル、シニア、と分けたとき、定年というのがミドルとシニアを分ける一つの境目だろう。恐らく、この境目を迎える前にシニアとしてどう生きるかを考えてミドル期に準備しておくのとしておかないのとではシニア期の満足度愛は異なるのだろうと思う。

 

では、何を準備しておけばよいのだろう。そこに正解はない。個人個人で、それまで身につけてきた考え方、スキル、経験、思い、ネットワークは異なるし、これから出会う縁や運も異なるのだから。

 

とはいえ、本書に紹介されている各人各様の晩年の生き方を見ると、前を向いて生きていくことで、縁や運を味方につけていくことが大事なのだろうという気がする。過去にとらわれて身動きがどれなくなってはいけない。

 

昔、河合隼雄さんが若いほどの方が余程、固定観念に縛られて不自由だった、というような趣旨のことを仰っていたような気がする。そういう側面もあるかもしれない。自分が何に囚われているのか、次第に自己理解が進み、また、ある意味で「まぁいっか」と諦観をに身につけていくから、中年以降の方が自由になれるということなのかもしれない。そんな自由さを持っていたいと思う。

 

定年後の居場所を創る―背広を脱いだ61人の実践ファイル | 加藤 仁 |本 | 通販 | Amazon

永松茂久『40代をあきらめて生きるな』

若い人にこそ学ぶ、女性こそ活躍する、「私は」思考から「私たちは」思考は、など最近朧げながら、あるいは、はっきりと思い始めていたことが書かれており、共感した。

 

避けるべきあいうえおとして、焦り、いじけ、上から目線、遠慮しない、恐れない、大切にすべきあいうえおとして、愛、命、運、縁、恩というのも納得した。

 

諦めず、自分という器を活かしていこう。

 

amzn.to

堀内一人『40代の鬼100則』

40代をどう過ごすか。世の中は大きく動き、前提条件も人それぞれ。モデルはない。とは言え、意識すべきことや先人の成功・失敗から学ぶことはたくさんある。歳を取ることは皆、初体験なのだ。

 

amzn.to

下園壮太『自衛隊メンタル教官が教える 50代から心を整える技術』 (朝日新書)

下園 壮太

自衛隊メンタル教官が教える 50代から心を整える技術 (朝日新書)

読書録 宮崎淳平『会社売却とバイアウト実務のすべて』

ここしばらくの学習テーマとして下記を設定している(粒度はそろっていないが)。

本書はインテグラルの佐山展夫さんも推薦していることもあり、M&Aの知識の獲得・補強のために選定した。結果として非常に良かった。

  • 比較的珍しい、売却側の視点に立ってM&Aのポイントを記載している
  • 第2部は物語形式で、M&Aのポイントがよくわかる
  • 財務モデルのExcel実例がついており、ポイントが説明されている

ちょうど財務モデルも並行して復習していたので、細かい点(DCF計算の際に用いるNOPLATには支払利息は含まない、等)の解説を読むことができて理解が深まった。

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